日焼け止めが肌荒れの原因?SPFの選び方や塗り直し頻度は?
2015/04/01
紫外線の強い季節に日焼けからお肌を守ってくれる日焼け止めは手放せませんね。
日焼け止めを使ったのに肌荒れで悩んでる人も多いのではないでしょうか。
肌荒れの原因や日焼け止めの選び方や塗り直しの頻度などを紹介します。
日焼け止めによる肌荒れの原因は?
紫外線による日焼けや肌のシミやそばかすを防ぐための日焼け止めを使うと肌荒れを起こしてしまうこともありますね。
肌を守るための日焼け止めが乾燥肌やニキビなど肌荒れを起こす原因はなんなんでしょうか。
それは、日焼け止めの強さを表すSPFとPAを必要以上に強力なものを使ってしまっているからなんです。
ついSPFは数字の大きい物をPAは+の数が多い物のほうが紫外線カットの効果が大きいと思いがちですが実は違うんですよね。
SPFはシミやそばかすの原因となる紫外線B波をカットする働きがあるんですが、日焼けが始まるまでの時間を伸ばすだけなんです。だから日差しが強い時はSPFの数字が大きい物を選べばいいというものではないんです。
SPFの数字が大きいと日焼け止めに配合されている紫外線吸収剤や紫外線散乱剤による肌への負担も大きくなるので肌荒れを起こしてしまうんですね。
PAは肌を黒くしたりシワやたるみの原因になる紫外線A波をカットする働きがありますが、こちらも効果が大きいと肌への負担が大きくなるので、肌荒れの原因になってしまいます。
日焼け止めのSPFの正しい選び方は?
肌に負担をかけないSPFはどれくらいのものを選べばよいのでしょうか。
SPFはSPF10で3時間から4時間の日焼け止め効果があるので、普段の家事、洗濯、近所への買い物ぐらいならSPF15からSPF20のPA++くらいがオススメです。
現在のSPFの最高値はSPF50なんですが、日焼け止め効果はなんと約20時間もあるんです。こんなに長時間日差しを浴びることもないですからSPF30以上は実質日焼け止め効果は変わらないんです。
SPFの数字が大きい物を長時間使うよりもSPF30くらいの日焼け止めをこまめに塗り直すほうが肌への負担を少なく効果的に日焼け止めができるんです。
日焼け止めの効果的な塗り直しの頻度は?
日焼け止めは見た目が崩れていなくても2時間から3時間で塗り直すのが理想ですね。
夏はどうしても汗をかくので汗を拭いたり肌を擦ったりしてしまえば日焼け止めは落ちてしまうので、その時はこまめに塗り直して下さい。
メイクをしている顔の日焼け止めは塗り直しが難しいですね。
メイクが落ちない程度にあぶらとり紙やハンカチなどで顔の皮脂を拭きとってから、UVカットやSPF表示のあるファンデーションやパウダーでメイク直しをすれば日焼け止めを塗り直したのと同じ効果が期待できます。
メイクをする前の下地の段階できちんと日焼け止めを塗っておくことが大切ですよ。
まとめ
夏の日差しから日焼けやシミ・そばかすを防ぐ日焼け止めは使い方によっては肌荒れを起こしてしまいます。
無駄に紫外線カット効果の高いものを使っても肌への負担が増えてしまいます。
生活環境に合った日焼け止めを使って肌を守って美肌を手に入れましょう。
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